GIULIA QF その後。
皆様こんにちは。
最早ここのブログでお馴染みとなった酒井ですww
早速ですが、私の2台目の足となったジュリア・クワドリフォリオの印象とインプレッションを語らせて頂こうかと。
私のもとに来て早4か月近くなるQFですが、相変わらず好調なまま私の通勤やプライベートな移動、はたまた興味のあるお客様の試乗などに活躍してくれてます。
最近のクルマ(2017年式)だから当然と言えば当然ですが、取り立てて報告するようなトラブルも無く(ネタが無い!汗)日常のアシにすら使える万能性を発揮して居ります。
D・N・Aのモード切り替えを駆使して、普通は乗り心地も良いNモードで走行、渋滞路や淡々と流れる国道はスロットルの反応も穏やかなAモード、そして空いた山間のワインティングは
サスペンションも踏ん張りを増し、エンジンのレスポンスも増すDモードでマニュアルシフトを駆使するスポーツドライビングが楽しめます。
始めの頃はやたらと踏み込んでいたスロットルも、燃費という極めて重い現実に晒されると少しでもECOにしようと心に制御が掛かります。
お陰で最近の平均燃費は9㎞/L越えを維持しています。
ただ、QFでそんな走りばかりをしていても楽しい筈もないのですが、元々ジュリアのシャシーは大きな予算をつぎ込んだ「ジョルジオ」という力の入ったもの。
全体の剛性とサスペンションの動きの良さで普通の移動でも何ら不満は有りません。すこぶるオールマイティーに使えるのです。
そのせいか、4か月で既に4,000㌔オーバーの走行を刻んで居ります。
2.9Lツインターボエンジンは低回転から充分なトルクを発し、1.7t越えの車体を軽々と走らせるので日常の移動でもストレスを感じる事も無く走ってくれます。
ただ、2.0Lターボのスーパーやヴェローチェでもその軽快さは変わらず、40kgm近いトルクがアルファロメオらしい軽快な走りをもたらしてくれます。
いたずらにマキシマム・パワーを大きくするより、中低速のトルクに厚みを持たし且つ高回転でもひとドラマある事が公道上のドライビングではいかに重要かをALFA ROMEOのエンジニア諸氏は解ってるんですね。
そして、試乗して頂いた皆様の大方の感想が「動きが軽い」となります。
それはエンジンのトルクの厚みや重量配分やホイールベースとトレッド比の適正化、カーボン製のプロペラシャフト等の総合的なものの結果感じられるものです。
よくRモードで事故した等話を聞きますが、510PSのFR車で制御無くして操れる猛者がどれだけ居るのやら…。私には到底無理です。
ただ、私くらい下手でもDモードで丁寧なアクセルワークを心掛け、最小のステアリング角で立ち上がると、リアはキッチリとグリップしてくれて容易に破綻する事はありません。
元々ALFAの各車は容易にリアを流すような造りはしてないですからね。 スロットルをONのままコーナーに入って最後はファイナルオーバーステア!ww
ALFA ROMEOの常で乗れば乗る程ハマってしまうのは、現代のジュリアでも一緒だったって事です。
因みに私のジュリアQFは走行10万㌔を超えてますが、特段気になる所はありません。
ドリンクホルダーのフタがいう事を聞かないくらいで。ww